視覚障がいがある方がnano walletを使う方法

kazumasa ()
こんにちは。
視覚障がいがある方にnemを使ってもらいたいのですが、音声だけで送金ができたり、送られてきた内容の読み上げなどそういった機能とかはつけることが出来ますか?
ご回答いただけると助かります。

松本一将

siwong ()
あまりこの辺は詳しくないのですが・・・対応は難しい気がします。
まず、NanoWalletはブラウザベースのソフトなので、音声入力操作や読み上げに関してはNanoWalletではなくOSの機能や、専用ソフト(スクリーンリーダー等)で対応と言うことになりそうです。
ソフトの精度が高ければそれなりに使えるかもしれませんが、実際に使ってみないと分かりません。
仮に使えた場合でも、入力ミスや誤送信に気づきにくい等の問題もありそうです。
(ノードの接続エラー等が出たときにエラーメッセージも読み上げてくれないと、何が起こっているか分からないという問題もありそう)

また、現状だとNanoWalletはTabキーだけでは画面上部のボタンにフォーカスが当たらないので、キーボードの操作順を覚えて対応というのも出来ませんし、ショートカットキーの様なものもありません。
一応、ソースコードレベルで書き換えるのなら、JavaScriptでショートカットキーを使えるようなプラグインを追加し、画面遷移や特定操作をショートカットで実行するとかも考えられますが・・・NanoWalletの本流から外れた対応になると思うので、NanoWalletがバージョンアップする度に修正が必要となり、あまり現実的ではない気がします。
(NanoWalletをバージョンアップしないとハードフォークしたときにまともに動作しなくなるので、古いバージョンを使い続けるという選択肢もとれません。)

どちらかといえば、NanoWalletよりもスマホのNEMWalletの方が使える可能性はありそうな気がします。
初期設定等は誰かがサポートする必要はありますが・・・
例えばiPhoneだとログインは指紋認証のTouchIDでも可能なので、送受信の部分だけiPhoneの設定で音声で読み上げと入力ができれば最低限の操作はできるかもしれません。
ただ、こちらについても実際に使ってみないと分からず、入力ミスや誤送信の問題はあるのでどこまで実用的かは分かりませんが。


なお、こからはNEMとか無関係でシステム的に対応する場合に関してですが、OSによっても使えるツールが異なるので、この手の質問をするときはOSのバージョン(Windows 10とか)等も情報を載せた方が良いですよ。
また、障がい関係だと程度によって対応可能な方法も変わると思うので、可能な範囲でどういう人(全盲かどうかとか)をターゲットに考えているかも記述した方が良いかもしれません。
付き添いがいる前提か、単独で操作するのかによっても対応方法が異なると思いますので、前提条件があると回答しやすいと思います。
(とは言え、この手の対応は経験者が少ないと思うので回答を得るのも難しそうですが・・・)

kazumasa ()
ありがとうございます!!
一度OS のバージョンを確認します。
障がいの程度は極度の弱視と全盲の2名です。
モバイルウォレットを一度使用してもらおうと思います。そこで音声機能が有効に働くのかを確認してからまた報告します!!

Takanobu ()
障がいを持たれた方はどのようにして仮想通貨に興味を持たれたのでしょうか?
送金自体はJavaScriptでも実装できてしまうぐらいの単純な仕組みです。

その人オンリーのアプリケーションでもよいということであれば、
NanoWalletにこだわらずに独自ブラウザアプリを作ってしまうのも手かもしれません。
送信先のアドレスも特定されているのであれば簡単な選択リストで済みそうです。
(秘密鍵の管理については注意が必要です。)

想定されているユースケースについて、もしよければ教えてください。

44uk ()
https://nemlibrary.com/guide/wallet/ nem-libraryであればセキュアなウォレットの作成もサポートしているみたいです。
そういった方々にも利用してもらえるウォレットならNanoWalletと別流でも公式として取り入れてもらえそうですし、
初(?)のバリアフリーへの取り組みのある暗号通貨になるかもですね。

Takanobu ()
nem-library、パワフルですね。そろそろ勉強しないと。